当社の防災対策について
 2022.04.28

企業の防災備蓄は義務か

自然災害はいつ発生するかわかりません。「備えあれば憂いなし」とは言いますが、各企業でいつ、どのような災害が発生するかわからない中、防災備蓄を準備することはとても難しい問題です。

東京都において、「東京都帰宅困難者対策条例」が東日本大震災以後2013年に施行され、備蓄日数(3日)や備蓄品の例など、目安になるものが存在します。

対して、当社事業所がある北見市では、条例こそないものの、市からの備蓄計画では、市民及び事業者は「最低3日間、推奨1週間」分の備蓄に努めるよう発表されています。東京都では3日分は義務とされ、北見市では努力義務といったところでしょうか。

カンテックにおける防災意識

当社は会社を支える社員を守るため、最新の防災備蓄を準備しております。食糧や水はもちろんですが、身を守るヘルメット、携帯トイレ、スマートフォンを充電可能なマルチチャージャーなどの備えがあります。

本社・北見事業所で同等の備蓄を準備し、万が一に備えています。また、全社員を対象に防災備蓄の使用方法や避難方法について指導しております。

備蓄一覧

・ヘルメット、LEDヘッドランプ、ランタン、簡易トイレ、防寒、防風アルミシート、レスキューチャージャー、マルチチャージャー、カイロ、乾電池、保存水、防災食糧。

※写真のヘルメット、LEDヘッドランプは各席に常備。

お客様の安全と安心も(BCP対策の実績)

2018年9月6日北海道胆振東部地震が発生した際に北海道では大規模な停電が発生、復旧するまでの72時間、当社の北見事業所では、自家発電装置が稼働しお客様にご迷惑をかけることなく、業務遂行することができました。

繰り返しになりますが、自然災害はいつ発生するかわかりません。有事の際に対処できるよう、企業やご家庭での防災意識や備蓄について今一度確認してみてはいかがでしょうか。

カテゴリー:KANTEC UPDATE